「最近はまっている場所」
ところで、最近はまっている場所があります。
東京府中競馬場。
馬券は買っていません。
今年は、5月からほぼ毎週末、家族で行っています。
川崎の自宅からの距離が適度なこと。子供を安全に遊ばせることができること(水遊び、馬車乗り、沢山の巨大遊具、様々なショーなど)。
入場料が200円と安いこと。掃除が行き届いていて、きれいなこと。勝負事の興奮が身近に味わえること。
などなど沢山の理由があります。
ただ、それだけの理由であれば、毎週は行かないかもしれない。でもなぜか行きたくなる。
それは間違いなく、この空間がとても気持ちが良く、好きだからだと思います。
とにかくスタンドはまっーーーーーすぐ。
どこにいてもビューが確保されていて、どこにいても気持ちが良い。
手前の広場は、少し勾配が付いているので、観戦しやすく、座りやすくて、落ち着く。
競馬場という機能からくるシンプルな構成の建築です。
そしてまっすぐだから、大きい施設だけど、絶対迷子にならない。
どこにいても簡単に自分の居場所が見つかる。
建築家荒木として、理想とする建築空間かもしれません。
(まあでも、通い続ける一番の理由は、なにより妻が、この場所をめっちゃ気に入ってるからかもなー。笑)