検察庁法改正案の問題の核心

荒木です。

今、世間を賑わせている検察庁法の改正案。

どこが問題の核心なのか。

是非、ビデオニュースドットコム、での無料のニュースコメンタリーを見るべき。

そもそも、一般人が改正案の法案を全て見て、正解に解釈することは不可能だ。

建築基準法改正だって、うちらは正解にわかるけど、普通の人には上部だけしか分からない。法文とはやはりそういうモノだと思う。前後関係が必ずあるから。

だから、正しさにちゃんとコミットしている、番組、ジャーナリストから、情報を仕入れればよい。

40分で問題の核心がわかる。

問題なのは、問題の中心が、黒川氏だけになってしまっていること。検察が被害者みたいになってしまっていること。

そもそも法案施行は、2024年。

黒川氏はそのころ既に引退してるから改正案と関係ない。

一方で、ホリエモンの言う、巨大な検察の力を削ぐために改正が必要、というのも、正しい。

内閣が、検察をちゃんとウォッチできるのは超重要だが、なぜ今の内閣が、自分たちに直接利益のないかもしれないこの法案を急いで通すかが疑問。

つまり、今の内閣は官僚にうまく説得されて、突き詰めて考えていない可能性があるのでは。。自らが混乱してるのではないか。。適切にまとめる人がいないのではないか。。

そもそも黒川問題は、今の検事総長の稲田さんが、頑張って慣例をうち壊して、65歳までやれば良い話。改正案とは何にも関係ない。

問題の核心が自分の頭では明らかになった。

さて、何が言いたいかと言うと。。

コロナ、検察庁法で、いま皆が政治発言をする空気に恵まれている。

芸能人は炎上中だが、やっぱこれはチャンスだ。

意見することは素晴らしいことだ。

だからこそ、みなそれぞれで少し慎重になり、「問題の核心を見破る力」が必要になってくる。

SNSや、テレビからは、その力はつかない。

信頼する友人や知識人、メディアをみつけ、少し時間をかけて、一つの議題を突き詰めて考えること。

これしかない。

そうすれば日本人全体の民度が、ぐっとあがり、健全な社会が、微かな光が、どこかに見えてくると信じている。