前職のお施主さんから久しぶりに電話があった!

 

こんにちは。川崎の建築家、荒木成文です。

先ほど、前職手塚建築研究所で初めて担当させていただいた住宅のお客さんからお電話がありました。

お話するのはホント久しぶりでしたが、当時のことが昨日のように思い起こされました。

こういうのは本当にうれしいものです。

頂いた質問は、建物のある部分のディテールの話なのですが、もう10年前に担当させてもらったものですが、不思議と直ぐに、頭がそこにズームインできました。

初めての物件で思い入れもひとしおだったのかもしれません。

ただ、設計者はそういうものだと思います。

実際に図面を書いた者、現場を管理した者は、お施主さんが驚くほど、細かく細部を覚えているものです。

どれだけ愛着をもって取り組んでいたのかで違います。

その記憶の量が、お施主さんと設計者との、長い良い関係の表れです。

抽象的ですが、そういう家作り、場所作りを、私はしたいのです。