「明けましておめでとうございます」 

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明けましておめでとうございます。

ところで昨日、設計として関わらせてもらっている施設のクライアントが新年会を開いてくださり、家族で参加致しました。

そのクライアントはご夫婦共に自分の親世代ですが、そのパワーがすさまじい。

奥様は、「昨年初めてインドに行き、人生観が180度変わった。これからは焦らず、でも新しく生きる!」とお話しされ、

旦那さまは、「後30年生きる!世の中が悪い方向に行かないように自分が見届けないといけない!」とお話しされていました。

ワォッ!!!

このポジティブな大先輩がたに、まだまだ沢山の力を頂きまして、私も負けじと今年をスタートさせて頂きました。

充実な予感の2014年でございます。

皆様今年も何卒宜しくお願い申し上げます。

荒木成文

「自然と建物」 

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素晴らしい自然が大きく後ろにそびえていると建物は物凄ーくシンプルになると思う。それ以外は必要ないっていうか。これで十分というか。これは宮崎県日之影町の、ある農機具置き場の屋根。美しい棚田の中にぽつりと建っている。建築家なしの建築です。

正直この景色に出会ったとき、はっとして息を呑みました。

僕は、こういった関係を素直に作っていくのが「建築」だと思っています。そして、こういった一つの価値と思えるものを、今こそ恥ずかしがらずに(これ重要)、素直に他の人に伝えて行きたいと思っている今日この頃です。建築や、言葉で。

がむばります。

「白」 

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自分にとって今、大事な本があります。

凄く有名なグラフィックデザイナー、原研哉さんの本「白」です。

「白について語ることは色彩について語ることではない。それは自分たちの文化の中にあるはずの感覚の資源を探り当てていく試みである。

つまり、簡潔さや繊細さを生み出す美意識の原点を、白という概念の周辺に探ってみたのである。」

という書き出しで始まるこの本は、2008年に発売され英語訳も載っています。

建築を設計しているとき、色を見る、選ぶという作業が日常的にあります。色見本帳という便利な道具を利用して、ある意味とても感覚的にものごとを考えています。白は広がりが出るし、なんか純粋な感じになるねーとか、黒だと全体が締まるし、なんかいさぎ良いねーとか、グレーだと目立たないし、なんか合理的だねー、とか。。。でもでも日々そういう感覚的なことを考え続けていると、ふと手を止めたときに、もっと掘り下げたいな、もっと考えたいなって思う時があります。この本はそんな自分の欲望を満たしてくれる本です。その表紙のデザイン、質感も好きで、自分をとても素敵な論理的思考に導いてくれる気がします。

今、自分にとって大事な本です。

「出雲大社の庁の舎」 

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いいな、って思う建築のはなし。

島根県の「出雲大社の庁の舎(1963年/菊竹清訓)」。機能としては、出雲大社のいわゆるオフィスです。50年前に作られた建物で、業界では有名すぎる建築です。外観はとても目立ちます。出雲平野の田んぼ“稲掛け”からインスピレーション得たという外観。そういうちょっとロマンチックなところ、はたまた歴史的なことはさておき、この建物の内部空間が素敵すぎるのです!外観の印象と違って、やわらかい感じなのです。この光の入り方は、いわゆるルーバーなのですが、今ちまたでよく見る、繊細で軽いルーバーって感じではないです。壁と窓が一体に出来ていて、部材は太くてごつごつしていて重たい。でもひとたび光が入ると、光はとても立体的で、内部全体を包みこむ感じです。建物全体から、ぼわっと入ってきて、ただよっている感じ。この独特な印象が好きです。部分は太くてごつごつしているけど、全体の印象はやわらかい。。。ずっと居たくなる場所です。

 

「アウト・オブ・ダウト展」 

 

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いわゆる建築の話ではないけれど、今六本木の森美術館で開催されているアウト・オブ・ダウト展について、感じたことを一つ。自分の頭に定着させておくために。。。この展覧会は1970年代から80年代に生まれたアーティストを中心に、「現代のいろんなことに疑念(ダウト)を抱いてその疑念から生まれる何か」を表現している展覧会です。

今何を思い、なにを考えて生きていくのか。

同世代の人間として、それらの表現にどのように共感できるか。単純にそういう興味でした。たくさんのアーティストの中で、私は、漫画「キン肉マン」をモチーフに社会風刺版画をつくっている、風間サチコさんという方にとりわけ興味をもちました。一見強烈で、とってもどよんっとした雰囲気の版画です。風間さんは、現代のいわゆる「社会秩序」ってものに疑念を抱いています。現代の監視社会や管理社会のようなものを痛烈に批判しています。

「今の社会では、みんな他人に指摘されることを恐れて、自分の発言を極力避けるようになっている。このような統制を、国家ではなく国民同士で築いてしまっている。戦前は統制や弾圧が強まり、思想家が逮捕され自由がどんどんなくなっていった。あの時代の流れと、今の市民レベルで互いに統制しあい、言論の自由がなくなっていく状態が私のなかでリンクしていく、、、、。」

と言っていました。この発言、個人的に非常にリアルに感じました。今私たちは、自分たちで自分たちを統制してしまっている。いつもまとわりついてくる、どよんっとした混沌の雰囲気。私は戦前は経験していませんが、戦前の言論の自由が無い感覚と、現代管理社会における間接的に言論の自由が無い感覚をリンクさせている点に、はっ、としました。現代の問題の根深さに。。。

風間さんという方は、決してあっけらかんとしていません。深く考えずに明るくいこー、って感じでもありません。「混沌が表層化された社会を、ありのままに映し出す」。。。その実直な雰囲気に、私は妙に共感したのだと思います。

まあ、普段の私は、深く考えず明るくいこー、なんですが。笑

「香川県の古い庁舎」 

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久しぶりにブログを更新いたします。。。

なにはともあれ、私が今一番、モノとしてかっこいいと思う日本の建築は、香川県庁舎(1958年/丹下健三)なのです。まず歴史的なことは横に置いておきます。一階に人を呼び込むピロティがあって、 そこに連続する天井の高い内部のスペースがあって、 そこに連続する素敵な外部の庭がある。その流れをさえぎらないように、よーく考えられた家具、窓、階段たち。。。こういうのが普通だけど凄い。そして、コンクリートや木の素材が 在るべきところに普通に在る気がする。どんっ、と。

いさぎよくて迷いが無いデザイン。今50年経って、いよいよかっこいい。なんて思うのです。

「新プロジェクト」 

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新しいプロジェクトに沢山のアイデアを考えています。これらはその模型たちです。ありがたいことに周りの人々の沢山の協力があり、このような少し大きなプロジェクトにも関わることが出来そうです。私は、計画案を作るとき、「これだ!というアイデアは100個考えて、1個あるかないかだ」、という考えを信じています。とにかく手を動かして、つくって、こわして考えます。住む人たちの気持ちの良い暮らし、事業主の喜ぶ顔、作ってくれる大工さんの顔、沢山の人たちの色んな思いを想像しながら、妄想を繰り返す作業です!

 

「構造打合せ」 

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構造家のかたと打ち合わせをしました。M HOUSEの基本設計の現状を共有し、具体化するためです。構造家のかたは、私たちの妄想に、親身に寄り添ってくれて、合理的な力の流れを創造し、現実の建築へと一緒に導いてくれるとてもクリエイティブな共同設計者です。頭を高速回転させて、具体的な数字をはじき出しながら発する彼らの言葉に、いつも勉強です。そう、これは妄想と現実が近づく、楽しい瞬間!

 

「地盤調査」 

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今日はM HOUSEの地盤調査でした。調査の目的は、これから本格的な設計をする際に、「いまの敷地の土がどんだけ硬いの?やわらかいの?」ってのを知りたいからです。こんなかわいい100キログラムの機械をつかって調べます。遠くはスウェーデンで開発された方法です。結果は良好!掘ってすぐに、一万年かけて出来た安定した硬い土、「関東ローム層の土」が出てきました!触ってこねこねして確かめていると、「あ~、建築はとっても長い年月でできた土の上に建たせてもらうのだな~~~。」っていう実感がわいてきて、謙虚な気持ちになりました。

「ホームページ開設」 

ホームページを開設致しました。

今後ともアラキアーキテクツを、何卒よろしくお願い申し上げます!!!

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