川崎市多摩区の建築家、荒木です。
ととのえる展のトークイベント告知です。
以下宜しくお願いいたします!
ギャラリートーク「座・ととのえる」
日時:4月15日(土)14:00~16:00
場所:プリズミックギャラリー(入場無料)
トークメンバー:
原田将史+谷口真依子/Niji Architects
村梶招子+村梶直人/ハルナツアーキ
鈴木宏亮+山村尚子/ す ず き
荒木成文/アラキアーキ
渡辺美帆/saji建築設計室
ととのえるメンバーが、それぞれの「ととのえ方」とその先にあるものについてプレゼンテーションを行います。その後、開かれたディスカッションも行いたいと考えています。会場は私達が設えた一階のクッションスペース。土曜の昼間のひととき、クッションを座談会仕様にととのえてお待ちしております。私たちの沢山の「ととのえ方」を感じて頂けると思いますので、「ととのえる」をもっとお知りになりたい方は、是非今回のトークイベント「座・ととのえる」にお越しください。
川崎市多摩区の建築家、荒木です。
先日の日曜日は、長女の一輪車の川崎市大会に同行。
正直、一輪車の演技は、泣けます。笑
自分の子供がそこに居なくても、泣けるんだなー。
なんでかな。
まあそもそも演技が美しいんだけど、それは不自由さからくる美しさなのかもしれないな、とも思う。
普通に演技するのではなく、一輪車に乗っての演技なので、不自由なのは間違いない。そのなかでの精一杯の演技に感動するのかも知れないな。
それは着物の美しさに似ているかもしれない。
着物は、着ると体は不自由になり、歩き方も限定される。がゆえに奥ゆかしい美しさが増す。
そういう視点からすれば、一輪車競技は非常に日本的なものと言えるのではないか。
川崎市多摩区の建築家、荒木です。
「ととのえる展」に関して。
前回投稿したことに関連して、『なぜ「昔からこうであった」かのようにその場に馴染んでいるような建物にできるのか。』
その問いに答えたいと思います。
それは、床、壁、天井、窓などの建物の基本要素が、周囲の環境を配慮した上で、「あるべきところに順序良くあり、しかもそれが過不足なくあるから」、と考えています。
つまり、それが、私の考える「ととのっている」かたち、なのです。
また、現代における建築における「新しさ」というのは、そのととのった状態から外していくこと(トリック)にあるのではなく、「その状態にちゃんと向き合ってひとひねりすること」に存在するものだ、と思っています。
川崎市多摩区の建築家、荒木です。
「ととのえる展」に関して。
展示スペースの使い方、出入口の使い方、照明の使い方など、今回私達がデザインした会場全体が、「昔からこうであった」かのようにその場に馴染んでいると感じます。
実際、複数の来場者の方にも、そのように言われました。
私はそれが「 と と の え る 」 ということの大事な要素の一つではないかと、思い至っています。
『「昔からこうであった」かのようにその場に馴染んでいる』
なぜ、そのような状態にできるのか。。。
次回は、そのあたりを掘り下げたいと思っています。