こんにちは。川崎の建築家、荒木成文です。
今日は午前中に、昨年末竣工した、川崎のグループリビング「おでんせ中の島」へ。
共同で設計をさせて頂いた鈴木アトリエの鈴木さんご夫婦、工事をやって頂いた木匠工務店の専務と一緒に行って参りました。
高齢者10人が住まう共同住宅ですが、現在7名が入居されているようです。
まだ3室空いていますよ!!!皆様!!!笑
風呂トイレ付きのゆったりとした個室が確保され、共同は大きなリビングダイニングのみ。
その共同リビングダイニングに、日々みんなで集まって、夜ご飯を一緒に食べ、時にマージャンしたりして、楽しくお過ごしになっているようでした。
ちなみに空きの3室のうち、1室はモデルルームとして開放していて、いつでもお試しお泊りなども出来るようです!
この建物は、「それぞれの部屋にそれぞれの庭を」ということを設計コンセプトにしていたため、別棟風に建っています。
敷地にゆったりと建っているため、敷地全体に今日も気持ちよく風が流れていました。
庭に畑の作物や木々が生い茂り、建物の輪郭が段々見えにくくなってきました。
こういうのがいいですね、ホント。
建物という人工物が、どんどんと人や植物、生き物によって中和されてくる感じ。。。
いよいよ生活感が出てきて、良い建築になってきたなー、とうれしくなってしまいました。