川崎の建築家、荒木です。
体感する広さは数字だけでは表せない。
「何帖」、「何平米」とかだけでは表せません。
例えば、かの有名な鴨長明の最後の家は、今で言うと数字的には約四畳半の大きさだが、復元をみると、軒や、いろんなしかけで、驚くほど広がりがあります。
建築家はやはりそのあたりを経験的に、そして趣味的に(笑)、よく知っているのだと思います。
そしてその宝のような知識と経験を伝え、お客さんと共有するために、労は惜しまない類いの人間だと思います。
そして例えば、大きな模型などを随時作るのは、やはりその一つの態度のあらわれなのだと思うのです。