コロナとマスクと私

荒木です。

 

政府がこのタイミングで、マスク配布を数十億かけて行うことについて、政府はほぼ四面楚歌状態です。

 

なぜ、決して馬鹿ではない、官僚や政治家が、この判断をしなければならなかったか、そこを考える必要がある。

 

「馬鹿だ」とか「あきれた」という種類の一時の感情をぶつけるコメンテーターや自称著名人は即刻退場頂きたい。

 

それが一番おろかなことだ。

 

何も生み出さん。

 

そんなことはダレでも分かっている。

 

さて、この政策の原因はいくつもあるだろう。

 

まず、行政府の権限が強すぎること。

 

そのために官僚が極度の座席争いをせざるを得ないこと。

 

国民の民度(知的水準)が低いがゆえに、政治ウォッチが正しくできていないこと。

 

国民の民度(成熟度)をあげるための、経済的、時間的余裕がないこと。

 

市民が、平時は政治を他人任せにして、そもそも問題を自分事として考えることをしていないこと。

 

私を含めて、平時に、正しさよりも楽しさをもとめて、「反知性」を加速させていること。

 

そう、結局つきつめると、「私」の問題なのだ。

 

「私」に圧倒的に「知性」が足りないのだ。

 

日本人は何を失ってきたのか。どうして、こんなに中身がないことしか出来ず、「すっからかん」なのか。そのうえで、未来志向として、日本人は、私は、何を志し、何を満たしていくのか。何を満たして死んでいくのか。

 

幸い今、自粛がもとめられ、家にいることが多いではないか。

 

私は、あらためて「古典」に帰ろうと思う。

 

森、夏目、川端、三島。

 

明治から昭和について。

 

文明開化から戦後まで。

 

今こそ、「反知性」からの脱却を!!!

門前仲町 現場7 

荒木です。

2階壁配筋終わり、内側の型枠を作っている。

型枠大工さんが窓枠を作っているところ。

以外に大きい窓。

部屋のプロポーションにちょうど良い大きさ、となる予定。

三島由紀夫 文化防衛論

荒木です。

今、三島由紀夫と東大全共闘の映画がやっているし、地元のパパ友と三島由紀夫について話したことがきっかけで、彼が気になるこの頃。

読んでない彼の代表作、読み進めたい。

その上で、文学ではなく政治論、『文化防衛論』について。

「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日増しに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである。」

1970年の自決の直前の夏に書いた手記。

この遺書のような部分は、今回何度も読み返した。

じゃあ、逆に彼が求めたであろう、「有機的で、内実性があり、アクセント色の強い」日本とは、どのようなものだったのか。

昨今のコロナウィルスの最中、自宅にこもりながら、子守りを放棄して(笑)、思いをめぐらせている。

三島没後50年、彼を単なる政治的ヒーローにしてはならない!が、それぞれが、彼の言葉に思いを馳せ、誰かしらと語ってみる必要性は、強く感じるのである。

妙蓮寺 完成16

荒木です。

3階窓辺。

窓の下の少しの腰壁、高さ30センチ。

低い棚やベンチを置くのにちょうどよい。

単なる吐き出し窓にすると、居場所が作りにくいから。

また、その腰壁でエアコン室外機の「足元」を隠す。

ドレンの排水などで、足元が汚れるから。

頭がちょこっと見えても僕は気にならない。

それよりも、間口いっぱいに窓!

なるべく大きな窓!

明るい!!!

もちろんlow-eペアガラス。

庇が日射を防ぐポイント。

当たり前のことをちゃんとやる!

ただそれだけ。

門前仲町 現場6

荒木です。

一階の外の型枠が一部とれた。

リブを出す型枠、まあまあキレイにコンクリート入ってる。

リブのエッジも結構出てて、光の陰影がキレイに出そう。

いくつか調整があるが、何とかできるだろう。

現場に出来ないことはない、と信じている。

信頼している。

荒木家の方針

荒木です。

今朝の多摩川。

以前に比べて、春の新緑が目立ってきてます。

台風の被害を、自然の力で取り戻してます。

なんか元気出た。

ところで。

上2人の子供たちは、今日通信簿を取りに学校にいくようで、今までの自宅待機から急に学校モードでドタバタ。行くのか?行かないのか?行きたいのか?行きたくないのか?

一番下の子はまだ保育園だし、魔の3歳児でドタバタ。

親は当然、仕事時間迫ってる。。

朝から例の修羅場でした。

どうやって乗り切る?

妻とも、いつも悩みながら進めてます。

まあ、うちは行きたくないときは無理に行かせません。学校とか。習い事とか。

ただ、なんか、だらだら流れで方針をかえたり、急に文句だけ言ってくるのは、いやだ。

ただ人に任せてブー垂れる奴にはなってほしくない。

家族で約束、というか荒木家の方針を決めようかと。

1、人との約束を守ろうぜ!

2、人を笑顔にすることをしようぜ!

3、人にやさしくしようぜ!

まず、親が実践。

そしたら子も実践するはず。

項目は、随時更新していく。

映画 イーストウッド2 

荒木です。

やっと見た。

1992年くらいの映画。

イーストウッド監督。

単純なヒーローもの、じゃないんだよな。

アンチヒーロー。

この世にヒーローなんかいないよ、って言ってる、と思う。

世間一般の善と悪の話でもない。

自分にとって、許せるやつか、許せないやつか。

その基準がぶれない男。

それを貫くためには法律も破りまくる。

かっこいい。

これぞ映画。

もちろんそのかっちょい~役を演じるのはイーストウッド。笑

門前仲町 現場5 

荒木です。

2階床の配筋を仮に終えて、電気配管中。

コンクリートに埋まる配管。

コンクリートが出来た後に、このオレンジの配管の中に電気の配線をする。

さて。

後は、配筋調整、型枠の幅など調整、掃除して、いよいよ一階壁と二階床を同時にコンクリート打ち。

妙蓮寺 完成15 

荒木です。

これが3階の角部屋のパノラマです。

ダイニングまで明るいでしょ?

テーブルの上の四角い窓が好き。

朝食時に明るいし、窓台にちょっと物もおける。

曇りガラスにすることでカーテンも必要なくてすっきり。

内側に少しだけ倒れてくる窓なので、換気はバッチリだけど、プライバシーは確保できる。

また、内側に二段階に倒れるので、ガラス掃除も簡単!

そんな90センチ角の内倒し窓。

いいでしょ?

門前仲町 現場4 

荒木です。

門前仲町は今2階の床の鉄筋を配置してます。

床に段差があるのは水回りをフラットに納めるため。

壁式構造なので、柱梁型が出ないので、お風呂とかキッチンとかは壁ギリギリまでくっ付けること可能です。

現場もラーメン構造より、すっきりしてる。

じゃ、また。

ソロキャンプ 2020.3月 

荒木です。

キャンプの季節ですね。

ソロキャンプの、何が良いかというと。。。

とにかく自由だということ。

いつごはん食べても良いし、いつ寝ても良い。まわりを気にせず、じっくり準備や片付けが自分のペースでできる。

焚き火飯はめちゃくちゃ上手いし、その前後に暖をとりながら、薪をくべるときは、本当に無になれる。

仕事のことはもとより、コロナウィルスのことだって忘れる。笑

ただ自然の中にいるだけ、になる気がする。

門前仲町 現場3 

荒木です。

門前仲町の配筋検査(1階壁)。

構造設計事務所の寺戸さんと。

奥に緑に見えるのは、開口部。

一般的なRC壁式構造。

小さい共同住宅なので、柱や梁が出てこなくて設備など設置しやすい。

コロナウィルスの影響で全て前倒しで発注。

急いで施工図チェック承認の作業。

無事納期に間に合うことを祈る。。

おでんせ中の島 運営1

荒木です。

設計の仕事をやりながら、高齢者施設グループリビングの運営に関わっています。

平たく言えば、共生と自立をモットーにした高齢者のシェアハウス(終の棲家)、です。

これから迎える超高齢化社会を乗り切る新しいかたち、を模索しています。

その一つになると確信しています。

自分の親や、自分の友人、自分、が入りたいと思う施設というか家、のロールモデルを真剣に考えています。

この施設の建築設計に関わったのがきっかけ。

ハードだけに留まらず、この素晴らしいソフトもみんなに知ってほしい!と思ったから。

宜しくお願いします!

門前仲町 現場2

荒木です。

昨日の門前仲町の現場。

一階スラブを打ち終わり、今外部の設備配管中。

ところでコロナウィルスの関係で、他現場で建材が滞っているものがあるらしい。

とりわけ国産ではなく中国産のもの。

先を見越して、こちらも早めの発注を余儀なくされている状況。

一刻も早い終息を望む。

妙蓮寺 完成14

荒木です。

3階の部屋の間仕切りを閉めたところ。

奥の個室がうっすら見えるけど、腰壁が30センチと低いから、より部屋が明るい。

また、欄間的に間仕切りの上だけ開けること可能。

仕切っていても、エアコンが全体で1台で済みます。

多摩川を走ると感じること

今朝の多摩川

荒木です。

体力向上のため、時々近くの多摩川を走ります。

目標週3日!

ところでご存知の通り、多摩川は昨年1012の台風19号で甚大な被害を受けました。

私の自宅も床下浸水。車も廃車になりました。

現在の多摩川はまだこんな感じで、立ち枯れ木や荒れ果てた砂利道が、自然災害の恐ろしさをそのまま伝えてくれます。

多摩川を走るたび、「我々の生活はなんと脆弱な基盤の上に成り立っているのか」、ということを考えさせられます。

映画 イーストウッド

荒木です。

1月は、クリント・イーストウッド監督の映画をまとめて見た。

イーストウッドは、世の中に蔓延る狭い意味での善悪をこえた人間を描く。

ヒーローを描いているようにみせながら、狭い意味でのヒーローを否定している。

物事は必ず両面から掘り下げる。

映画は物語を通すことで、いくつかの大事なことを、すーっと私たちに浸透させ、考えさせてくれる。

自分から変わること

荒木です。

3才、7才、9才の父親です。

自分の性格と、世の中の空気的なところもあり、子育てに積極的に参加してる方です。

子育ては凄い大きな幸せを与えてくれるけど、一方で、上手く行かないことも多くて、心労は絶えない。

ちょっと感情的になってしまうことも正直多い。

冷静になると、いつもこう自分に言い聞かせる。

「自分が変わっていくのが一番必要。自分の狭い偏った視座を疑え、子供を疑うな。」

キャンプが好き

荒木です。

昨年からキャンプにはまりました。

キャンプ、好きです。

グループキャンプ、家族キャンプ、オヤジキャンプ、ソロキャンプ、夏キャンプ、冬キャンプ。。。

全部好きです。

外でご飯食べて、外でお酒飲んで、外で寝る。

これだけなんだけど凄く楽しい!

色んな道具揃えて、毎回新しい工夫を試みる。

それも楽しい。

門前仲町 現場1

荒木です。

門前仲町の現場。

5階建の共同住宅。

今基礎作ってます。

地下ピットの床は若干水勾配をつけてます。

万が一地下に水が侵入した場合に、釜場までその水を誘導してポンプアップ出来るような仕組み。

昨年の台風19号の被害からの学び。